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「あたってくだけろ」「火群 HOMURA」振付・北村純子の鼓童「巡 -MEGURU-」レポート


こんにちは。

Kダンスアカデミー、北村純子です。

11月23日に開催されました、地域にバレエ、ダンスアートを育てる会主催の「BALLET &DANCE ART CELEBRATION × NBAバレエ団くるみ割り人形全幕」は満席のお客様をお迎えし大盛況のうちに幕を閉じる事ができました。

ご声援頂いた皆様に感謝申し上げます。

私自身はこの度の公演で3曲の作品の振付を担当致しました。その中でも10年前に鼓童さんの曲を使わせて頂いて発表した作品「あたってくだけろ」「火群 HOMURA」を鼓童さんの生演奏とプロジェクションによる映像でよりスケールアップした形でお客様にお披露目することが出来た事、たいへん嬉しく思っております。

舞台は総合芸術だと改めて感じました❗️

沢山の感動をありがとうございました❗️

そして、まだまだ興奮さめない中、11月30日新潟県民会館にて、鼓童の新作舞台「巡-MEGURU-」を拝見しました!11月3日から12月23日迄の28ステージの全国ツアーです。

まずは私のイメージした鼓童とは違った事に衝撃でした。

マリンバを使った楽曲、法被とハチマキではないモノトーンのシンプルな衣裳、落ち着いた明りの中、作品を繋げていく構成と演出に、あっという間の二時間でした。 どの演目も素晴らしく引き込まれていきました。

プログラムに掲載されていた、演出家・住吉佑太さんのの言葉をご紹介します。

森羅万象、巡らないものはありません。

太陽と月、水や命など、循環しないものはありません。

始まったものはやがて終わり、また始まる。時空を超えて、何度も、何度も。

それは魂や人々の思いのような精神的なものにまで至ります。

そうやって何万年も巡り、受け継がれてきた物語に、

私たちは無意識のうちに影響されているのではないでしょうか。

どんな国や文化圏の人でも、同じように感じ取る心象風景があるとすれば、

それは個々人の記憶や知識だけに起因するものではないように思えます。

では、そこに共通するものとは何か。

私たちはいつの時代も、その何かを追い求めて、

芸術というものに触れてきたのだと思います。

美術や音楽をはじめ、様々な芸術活動がありますが、

そのすべては人間が生きていく上で、必ずしも必要なものではありません。

それなのに人類は、寝る間を惜しんで絵を描いたり、音楽を作ったりしてきました。

私も同じように、どうしようもなく曲を作りたくなる瞬間があります。

自分の中に溜まった何かを、形にしたくなる感覚です。

魂の声を聞きたい。

その衝動こそ、巡り巡ってきた一つの物語であり、

この作品を通じて、私が表現したいものでもあります。

鼓童の音が呼び覚ます心象風景を巡りながら、皆さんと一緒に魂を辿れたら。

そんな思いで、一音一音、大切に奏でていきます。

演出:住 吉 佑 太

とても難しい言葉ですが、太鼓の迫力ある演奏と奏者に感動で一杯でした。

舞台終わってロビーにて、この度の公演で大変お世話になった鼓童プロデューサーの西村様とお会いできました。

素晴らしい舞台に感動です❗️

ありがとうございました❗️

北村純子

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