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『フラ&英語ワークショップ2日目』


更新が遅くなってしまい、申し訳ございません!

ワークショップレポート第2弾、お届けします。

NCTケーブルテレビの方が取材に来て下さり、 カメラを構えて下さっている中、 「フラと英語のワークショップ」二日目がスタートしました。

本日のメニューは、 これから踊るフラの英語の歌詞を読み解く英語の授業と、 いよいよ本格的に開始されるフラのレッスンです。

まずは英語の授業。

昨日は机ナシでしたが、 今日は文法の説明などもあるので机を出して、ちょっとお堅いフォーマルな授業になりました。

まずは、英語の授業を開始する前に 直訳をしないでニュアンスで覚えましょうという話がありました。

例えば英語で「見る」というと、 中学校ではlook watch seeあたりが出てきます。

他にもstare glanceなどたくさん見るという動詞があるのですが…

なんで見るだけでこんなにいっぱい出てくるの??

と腹を立てる前にまずやってみたのは、

日本語で「見る」=「目で情報を得る」という行為を現す言葉を 思いつくだけ挙げてみる作業です。

眺める、見つめる、観察する、拝見する…などなど、 グループごとにいくつもの動詞が挙がりました。

そして、それぞれの動詞にこんな時はこの動詞を使うと考えてもらいました。

私たちの日本語でも普段、意識していないだけで動詞を使い分けていますよね。

「眺める」なら、なんとなく視界に入ってくるものの全体を見ること。「見つめる」なら、対象から目をそらさずにじっと見ること。「凝視する」なら、見つめるをちょっと難しく表現した感じ。

私たちは何かを伝えるために言葉を使っているわけですから、 詳しくニュアンスを伝えるために動詞を選択しているんですよね。

かといって、これはこう!とくっきりはっきり説明するのは、 日本語を毎日しゃべっている自分達でも難しいんです。

そこで英語に戻ってみます。

英語もやっぱり同じで、それぞれの動詞に少しずつニュアンスの違いがあります。

seeは眺めるに近い感じで、視界に入ってきたというイメージ。 watchはじっと見つめるようなイメージです。

I saw him dancing.

なら、「彼が踊っているのを見かけた。」ということですが、

I watched him dancing.

なら、「彼が踊っているのをじっと観察した。」ということになります。

watchの方が、「どうやって踊っているのか、どんなテクニックを使っているのか」観察している感じが強く出ます。因みにlookは視線を投げかけるという意味が元にありますので、 lookの後に「場所」を現す前置詞のatと一緒に使います。

see=見る、とか、listen=聞くとか、

直訳で覚えるのではなく、 是非ニュアンスを頭の片隅に入れておいてほしいと思います。

それを踏まえて、歌詞を読み解いていきます。

なるべく直訳せず、 どんな情景を伝えたいからこの単語を使っているのかを考えることは、この後のフラの授業にも活きてきます。

というのも、フラは手で歌詞を表現しているのです。

昔ハワイには文字がなかったので、 大切なことをつたえるためにフラで物語を伝えていました。

そのためには、歌詞がどのような情景を表現しているのか理解しないと踊れません!

英語の授業の後は、本格的なフラの授業がスタートです。

昨日は足のステップを学びましたが、 今日は先ほど学んだ歌詞を手で表現します。

手と足が別々のことをするので大変!と思いきや、 流石中学生の脳は柔らかく、 あっという間に先生のお話しを吸収して踊れるようになっていきます。

気が付けば、たった一時間半で四番まである歌詞を 通して踊れるようになっていました。

英語で歌詞を学んだ成果が発揮されたんでしょうか!?笑

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