ワークショップ1日目レポート
夏休み特別ワークショップ 「フラを踊って英語学習&ハワイ文化に触れよう」が アオーレ長岡の市民交流ホールDで開かれました!
第一回目の今日は、まず英語の授業から。 今回のワークショップを通して踊る 「Aloha Week Hula」という曲の英語の歌詞を 解説する授業でした。
「Aloha Week Hula」は1946年から行われている、 なんと、二か月も続くハワイ最大のお祭りなんです。 そのお祭りの歌なので、 アップテンポのノリのよい曲にあわせたとても陽気な歌詞。 手を叩こう、音楽は素敵! リズムに合わせて楽しもう!! そんなウキウキするような歌詞です。
説明の中では、文法なども解説しました。 一例ですが、 かわいいフラを踊る女の子が男の子たちにウィンク☆
winking at the boys
という部分。 日本語でウィンク☆というと、
彼らにウィンク☆
と「に」を使いますが、 「に」をgoogle翻訳で単純に翻訳してしまうと 「to」と出てきます。
英語でつまづくことが多いもののひとつに前置詞がありますが、 直訳しようとすると混乱するようです。 「に」と「to」には重なる部分もあれば、異なる部分もあり、 イコールにして覚えるとトラブルのもと!
前置詞のコツはイメージで覚えることです。 atの場合は、 ↓ ・ という場所(点)のイメージになります。
toは場所というより、 そこに行くまでの過程も含めた到着のイメージ まさに「→」のイメージです。
winkはどこかに向かってするので、普通は場所のイメージのatが使われます。 でも、もしかしたら例えば詩的にそこに行くまでのイメージを強調して wink to と使われる可能性だってないとは言えません。 日本語の小説や歌でも、意識的に外した言葉遣いをすることがあるのと同じです。
というわけで、日本語を直訳して前置詞を考えるのではなく、 動詞とセットで前置詞を暗記するのでもなく、 イメージで覚えてみてください。
次にいよいよフラのレッスンです。 フラを踊るときにはふわっとしたスカート(=パウ)をはきます。 みんなでドラフトじゃんけんして好きな柄のパウを選び、 いよいよレッスンがスタート。 高校生のお姉さん先生も二人、応援に来てくれました!
ハワイには昔、文字文化がなかったため、 手で物語を伝えるようになったのがフラのはじまりだそうです。 そして、手と足の動きは別々! 足ではリズムをとります。
もちろん、みなさんフラは初心者! はじめは手と足がまるで違う動きなので戸惑っていましたが、 さすが中学生の対応力! 一時間半のレッスンの中でどんどん動けるようになり、 4番まである曲の最後まで振りが終わりました!
すばらしい!!
次回はレイメイキングを行い、 生のお花をつけてフラレッスンです!